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需要の高い場所・時間を選ぶ
時給を左右する土台

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Dice

現役配達員が運営

需要の高い場所・時間を選ぶ:時給を左右する土台
この記事の目次
  1. 1.需要の高い日・時間帯
  2. 2.条件のいい日ほど装備で差が出る
  3. 3.エリアの見つけ方
  4. 4.待機場所より「撤退判断」
  5. 5.まとめ

「案件が来ない日」と「ひっきりなしに来る日」の差は、スキルより条件で決まることが多いです。

同じ条件でも人によって時給は変わりますが、需要の高い場所・時間に稼働することは時給の土台になります。道順や案件選びを磨く前に、まず土台を整える話です。

需要の高い日・時間帯

曜日・天候・気温で注文量は大きく変わります。

曜日・日程

注文が増えやすいのは土日・祝日。平日との差は体感で分かるレベルです。

平日も稼働するなら、昼(12時前後)か夜(19時前後)のピーク時間帯に絞るのが実時給を守る基本。エリアによっては午前中にもピークがある場合があります。平日はピークとアイドルタイムの落差が大きく、アイドルタイムを引くと時給が一気に下がります。

絞らずに走るなら、時間帯で基準を変えるやり方もあります。ピークは高め、オフピークは低めのボーダーを決めておいて、その日の単価感でずらす形です。オフピークにピークと同じ基準を当てると、断り続けて無音になります。

天候・気温

雨の日は注文が増えるのはよく知られています。暑い日・寒い日も同様です。目安として、最高気温35度以上の猛暑日や、10度を下回る冬の寒い日は、外に出たくない人の注文が増えやすい傾向があります。

理由はどちらも同じで、客が外に出たくない日は配達員も出たくないからです。需要が上がって供給が減るので、鳴りやすくなります。ただし同じ理由で「稼ぎ時だ」と判断して出てくる配達員もいるので、供給が必ず減るわけではありません。

条件のいい日ほど装備で差が出る

需要が上がる日は、こちらの負荷も上がる日です。転倒や熱中症のリスクが増えるうえ、装備の差がそのまま時間の差になります。

雨の日によくあるのが、画面が濡れてタップに反応しないことと、モバイルバッテリーの水濡れです。防水のスマホホルダーを使うか、袋に入れて二重にしておくと、鳴っている時間を操作で潰さずに済みます。

夏の装備と体調管理は「夏の配達対策:日焼け・熱中症・スマホ熱暴走」にまとめています。

エリアの見つけ方

「どのエリアが鳴りやすいか」に絶対の答えはありませんが、注文数はおおむね人口に比例します。まず人口密度の高いエリアから試すのが出発点です。

実際には、同じ条件(曜日・時間・天候)で複数のエリアの売上を比較しながら絞り込んでいくことになります。条件を揃えないと、何が良くて何が悪かったかの切り分けができません。

もう一つの軸が自宅からの距離です。需要が高くても、遠いエリアは往復の時間とガソリン代が実時給を削ります。

ガソリン代は経費として引けますが、往復に使った時間は戻ってきません(経費の考え方は「配達員の経費、どこまで落とせる?」)。

需要の高さと自宅からの近さでバランスを取り、ある程度のエリアに固定するほうが結果は安定します。

数字だけでは測れない「やりやすさ」も、エリア選びの要素になります。同じような鳴り・単価でも、道が広くて渋滞しにくいエリアや、駐輪・停車しやすい場所が多いエリアの方が1件あたりの時間が短くなりやすいです。同じエリアを繰り返し走ることで感覚的に分かってきます。

プラットフォームはエリアによって案件量が変わります。多くのエリアではUber Eats・出前館がメインで、最近はロケットナウも一部エリアで好調という声があります。各社の違いは「フードデリバリー3社、結局どう使い分ける?」で比較しています。

Xで「エリア名+Uber」のように検索すると、そのエリアの配達員の声が見つかることがあります。ただし情報が古いケースもあるので、参考程度に。最後は実際に試して確かめることになります。

待機場所より「撤退判断」が重要

「鳴りやすい待機場所を探す」というアドバイスはよく見ますが、待機が長くなっている時点で条件が悪いサインです。良いポジションを探し続けるより、「今日・今の時間は切り上げる」という判断の方が時給を守りやすいです。

判断の基準として使いやすいのが目標時給の設定です。稼働前に「この時給を下回ったら撤退」と決めておくと、感覚ではなく数字で判断できます。案件ごとの判断への落とし込みは「案件選び:時給換算で即判断する」で整理しています。

判断が難しいのは、鳴っていないときより鳴っているときです。案件が来なければ諦めがつきますが、低単価でも鳴り続けていると「次はいいのが来るかも」と粘ってしまいます。

鳴りの量と単価は別物です。雨や猛暑で客が増えても、同じ理由で出てきた配達員が多ければ単価は上がりません。鳴っているかどうかではなく、決めた基準を超えているかどうかで判断します。

鳴らない時間帯にダラダラ続けるより、ピーク時間帯だけに絞る、今日は早めに切り上げる。その判断が結果として時給を底上げします。

条件の悪い日に長く走っても、疲れが翌日に残って翌日の時給まで落とすことがあります。1日の売上ではなく、その週で見て判断するほうが結果は安定します。

まとめ

  • 差がつくのはスキルより条件。まず曜日・時間・天候を合わせる
  • 客が出たくない日は配達員も出たくない。ただし同じ理由で出てくる人もいるので供給は必ずしも減らない
  • 鳴りの量と単価は別物。低単価で鳴り続ける日は、鳴らない日より撤退の判断が鈍る
  • 平日はピークとアイドルタイムの落差が大きい。昼と夜だけに絞るほうが実時給は守れる
  • エリアは需要と自宅からの距離のバランスで決める。遠さは時間として返ってこない
  • 待機場所を探し続けるより、下回ったら切り上げる基準を先に決めておく

※稼働エリアやプラットフォームによって状況は異なります。ここで挙げた目安はあくまで参考値です。

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