配達の道順
ナビに頼らず1件を速く終わらせる
Dice
現役配達員が運営

同じ案件を受けても、1件を終わらせる速さは人によって変わります。差が出るのは道順です。
1件あたり2分縮めれば、1日30件で1時間ぶん浮きます。ナビ任せで走るか、エリアを覚えて走るかの差がここに出ます。
ピンを見てすぐ走り出す
案件を受諾したら、発進する前にドロップ先のピンを見て大まかな方向だけ掴みます。ナビのルート計算が終わるのを待つ必要はありません。方向さえ分かれば走り出せます。
詳細な道順は信号待ちで確認すると流れがスムーズになります。停車中に次の動きを頭に入れておけば、走り出しでまごつかずに済みます。
ピック先の店舗も同様です。固定エリアで稼働していれば、店舗名を見ただけで場所の見当がつくことが多く、地図を開かずに向かえます。
固定エリアで道順を蓄積する
道順の知識は走り込んで初めて身につくもの。同じエリアを繰り返し稼働することで、店舗の場所・道の特性・信号のタイミングが感覚として積み上がっていきます。
これが固定エリアで稼働する強みのひとつです。初めてのエリアでは同じ速さで動くのは難しく、ナビに頼ることになります。
また、雨天時にナビアプリがバグる・夏場のスマホ熱暴走で操作しにくくなるといった場面でも、エリアを覚えていれば影響を受けにくいです。
ナビに出ない道を使う
Googleマップのナビが示すルートが最短とは限りません。
裏道・路地はナビが必ずしも示さないことがあり、使いこなせると距離を短縮できることがあります。少し遠回りに見えても、信号のない道を選ぶ方が結果的に速くなる場面も多いです。
また、交差点で右左折するとき、手前に信号をパスできる道があることがよくあります。大きな交差点の信号を避けて抜けられると、数十秒単位で短縮できます。
複数ルートを持つ
目的地への道は1本ではなく、複数持っておくと状況に応じて切り替えられます。
「こっちが混んでいるから回避」「この信号が赤なら別のルートの方が速い」といった判断ができるようになると、同じエリアでも安定して速く動けます。
一方通行でも補助標識で除外されている道は、ルートの選択肢になります。車が通れなくても自分の車両なら通っていい道が、意外とあります。
ただし除外の対象は標識ごとに違います。「自転車を除く」は自転車だけで、原付やバイクは通れません。バイクで通えるのは「二輪を除く」の場合です。ここを取り違えると通行禁止違反になります。
やっかいなのは、ナビが補助標識の条件までは読まないことです。「自転車を除く」「平日の朝だけ」といった条件が付いた道でも、条件を満たさない車両にそのままルートを出すことがあります。ナビが通していても、通っていい根拠にはなりません。
一方通行かどうかだけなら、Uberアプリの地図でも確認できます。一通がマークで表示されるので、迷ったときはその場で見られます。
標識の読み方と、うっかり逆走したときの反則金は「配達で"通れると思ってた道"が反則金に」に書いています。
初めてのエリアはナビに頼る
固定エリア以外ではナビを使うのが基本です。道を知らない状態で感覚だけで動くと、遠回りや迷いが増えて時間のロスになります。
ただしナビ任せが一番危ないのも、この場面です。走り慣れたエリアなら「ここは右折できない」と分かるので誤案内に気づけますが、初めての土地では標識を知らないぶん、そのまま従ってしまいます。
土地勘がないときの道具として、住宅地図ベースのナビ(配達NAVITIMEなど)を併用する人もいます。ゼンリンの地図を使っているので、ピンが立っている家の名字まで確認できます。番地の近い一戸建てが並ぶ場面では、速さより配達先を間違えないほうに効きます。
ピンずれ全般の対処は「配達先が見つからない:ピンずれ・住所不備で迷ったときの探し方」が詳しいです。
初めてのエリアでは時給が落ちることを前提に、焦らず動く方が結果的に安全で速いです。
まとめ
- 受諾したらピンで方向だけ掴んで走り出す。詳細な道順は信号待ちで確認する
- 遠回りに見えても信号の少ない道のほうが速いことがある。距離だけで選ばない
- 同じ目的地に複数のルートを持っておくと、混雑や信号の状況で切り替えられる
- 一方通行の補助標識は車両ごとに違う。「自転車を除く」でバイクは通れない
- ナビは補助標識の条件を読まない。一方通行はUberアプリの地図でも確認できる
- 道順の知識は走り込んだエリアにしか溜まらない。初めての場所では素直にナビを使う
どこで走るかは「需要の高い場所・時間を選ぶ」、どの案件を受けるかは「案件選び:時給換算で即判断する」で整理しています。
※急ぐあまりに信号無視・逆走・歩道走行などの交通違反をしないようにしてください。時給よりも安全が優先です。反則金やアカウント停止につながれば、稼いだ分が一瞬で飛びます。